せれさんの日記

24歳社会人初心者。大学卒業時、教授に君の卒研は小学生の自由研究と一緒と言われた自慢の経歴有。学生時代バーテンダーとかやってました

今まで飲んだウイスキーリストを作る23歳オタク大学生

はい、せれです

僕は約4年間見習いバーテンダーをやっているのですが、これまでたくさんのウイスキーを飲んできた、または味見してきたのでまとめときたいなと思いこれを書いています

基本自分用、飲んだことあるもの限定、スコッチファンなのでスコッチ多め、個人的主観多め、あとたくさんあるので長いです(13000字)

随時更新していきます

 

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(トプ画用)

 

前提

基本的に世界5大ウイスキーと呼ばれる産地があり、アイルランドスコットランド、カナダ、アメリカ、日本がウイスキーの5大産地。各産地ごとに特徴がバラバラで、自分好みの産地を見つけることでウイスキーの世界観が広がる

一般的なウイスキーの飲み方は7種類(?)

ストレート、ロック、水割り、ハイボールソーダ割のこと)、ミスト(クラッシュアイス)、トワイスアップ(ウイスキー:水1:1)、ハーフロック(氷有でトワイスアップ)

 

 

「スコッチウイスキー(スコットランド)」

 

シングルモルト

ひとつの蒸留所で作られるウイスキーシングルモルトと呼ぶ。スコッチには6大生産地があり、アイラ、アイランズ、ローランド、スペイサイド、ハイランド、キャンベルタウンに分類される。

 

マッカラン12年 (スペイサイド)

シングルモルトロールスロイス。(老舗百貨店ハロッズ発行のウイスキー読本より)リッチで恐れ多い。シェリー由来のややフルーティで重みがあり、樽の味がしっかり伝わってくる。

 

グレンリベット12年 (スペイサイド)

→ 密造酒時代後に政府公認第1号となったウイスキーらしい。めちゃくちゃバランスがとれている、どんな飲み方でも美味しく飲めるウイスキー。スコッチ入門編。ハイボールにするとアロマも感じるかも。

 

グレンフィディック12年 (スペイサイド)

→ 元ブレンドウイスキーから初のシングルモルト化したウイスキーシングルモルトスコッチ売上世界1位。リベットと並んでバランスのとれた入門編ウイスキー。リベットより樽感があるが、甘くスモーキーさはあまりない。そこがかえって飲みやすいポイントなのかもしれない

 

ベンリアック12年 (スペイサイド)

→ 赤いラベルは飲んだことないが、赤は100%シェリー樽熟成の飲みごたえ抜群らしい。

飲んだことのある12年は味がしっかりしてて濃い。スモーキーというよりフルーティさが勝つ。読んだ本にはやや甘めとあったが、個人的には少し辛いくらいの印象

 

ノッカンドゥ12年 (スペイサイド)

→ 香りはフルーティで口に入れると広がる。ほんのりビター。コクがあるけど後味はドライなイメージ。ハイボールでもいいが、ストレートかロックがおすすめ。重すぎないのが逆にいいのかも。

 

バルヴェニー12年ダブルウッド(スペイサイド)

→バーボン樽熟成後、シェリー樽に詰め替えて後熟して作る。バニラ感やフルーティさが際立っていてまろやかなテイスト。お上品な感じ。ぜひロックで

 

グレンファークラス 10年 (スペイサイド)

シェリー樽を全面に押し出している1本。濃厚で重みがある。それでも意外と飲みやすく、飽きることはない。シェリーの甘みとフルーティを口いっぱいに感じられるウイスキー

 

グレンファークラス 105 (スペイサイド)

→ ファークラスのカスクストレングス(熟成後加水なしの樽出しそのままのウイスキー)。105は英国式アルコール表記で60度の意味。

60度というアルコールを感じさせない飲みやすさにどっしりとしたシェリーの甘さが噛み合っている。メンヘラくらい重い。スバルに答えるエミリアくらい重い。もうブランデーグラスに入れて回しながら飲みたい。

 

グレンモーレンジ オリジナル (北ハイランド)

→柑橘、バニラ等のフルーティでまろやかなテイスト。正直めちゃくちゃ美味しい。あとコスパ最強。スコッチウイスキー初心者にも自信を持っておすすめできるとても飲みやすいウイスキー。ストレート、ロックもいいが、ハイボールも香りがたってイチオシなのでぜひ。

 

グレンモーレンジ18年 (北ハイランド)

→ うちの店に一時期合ったので飲ませてもらったウイスキー。たぶん今まで飲んだものの中で一番高級(値段的にも)。

熟成のやばさがよくわかる。とにかくコク。濃厚。モーレンジの全ての良さを全部濃厚にしたようなイメージ。複雑すぎて伝えられない。馬鹿みたいに美味しい。以上。

 

トマーティン12年 (北ハイランド)

→ ややスモーキーさがありながらもフルーティ寄り。味はわりとしっかりしているのでストレート、ロックでも美味しい。またハイボールにしてもしつこくないのでさっぱりと飲める。秋葉原のバーで飲みました

 

オールドプルトニー12年 (北ハイランド)

バランタイン17年のキーモルトとして有名。ポットスチルの形をしている特徴的なボトルが印象的。こちらはわりとスモーキーであり、やや辛い。濃厚とかではなくキリッとしてるイメージ。ハイボールでも美味い。

 

グレンゴイン10年 (南ハイランド)

→ ボトルがかっこいい。裏に確か刻印みたいなのが入っていたと思う。

その一方で味はライトで飲みやすい。フルーティで甘く、優しい味わい。


クライヌリッシュ14年 (北ハイランド)

→ もう香りからうまい。甘い。フルーティ。クリーミィ。樽感はあんまりなくて、後味はやや苦味を感じる複雑さがある。


エドラダワー10年 (南ハイランド)

→ 一口でシェリーと分かる。一口目で甘い。チョコレートみたいな味する。後味フルーティ。すごく濃厚。色が濃い。


ダルモア12年 (北ハイランド)

スコットランドの国王であるアレキサンダー3世が雄鹿に襲われた時、ダルモアの創設者が命を救ったことから国王から鹿の紋章を与えられた。

バーボン樽とシェリー樽。熟成された甘さがある。フルーティさよりもリッチで濃厚さが勝つ。

 

グレンドロナック12年 (東ハイランド)

シェリー100%の濃厚なフレーバー。くっそ美味い。甘さや濃厚さが全面に出てきたと思ったらフィニッシュはドライ。お願いですからロックで飲んで。個人的激おすすめウイスキー。同じ系統のマッカランより好き。

 

オーバン14年 (西ハイランド)

→ Theノーマルな印象。甘すぎず辛すぎず、フルーティもスモーキーも感じる。どんな飲み方でもどんな料理でも飲める万能スタイル。

 

ハイランドパーク12年 (アイランズ)

オークニー諸島メインランド島、世界最北端の蒸留所で作られるウイスキー。樽感やハニー感、ピートも感じられるやや複雑なウイスキーハイボールでも美味しい。

 

アランモルト14年 (アイランズ)

→ アラン島北端の蒸留所で作られる。ノンピートなので非常に飲みやすい。甘みはそこまで強くなく、ライトな口当たり。個人的にはハイボールがおすすめ。

 

タリスカー10年 (アイランズ)

→ スカイ島で作られる。俺が世界一愛するウイスキー。島の厳しい気候で作られる島らしさ満点の味わい。アイラに近いライトでキレがあるスモーキーさと、なにより潮風由来の辛めなスパイシーさがガツンとくる。

おすすめはとにかくハイボール。香りが立ってよりタリスカーの風味が出る上に、スパイシーさが炭酸で際立つ。個人的に激推しなのがハイボールに胡椒や山椒をかけて飲むスタイル。1度騙されたと思ってやって見てほしい。また肉料理に合うウイスキーなのも推しポイント。

 

タリスカー ストーム (アイランズ)

タリスカーのスパイシーさをより際立たせたボトル。ストームだけあって嵐のイメージらしい。こっちの方が辛めでドライ。結局死ぬほど美味い。

 

スプリングバンク10年 (キャンベルタウン)

→最近ラベルが変わってしまい、個人的に前のボトルが好きだった俺としては少し残念。

味はわりとスモーキーで若干辛めな印象。ただそこまでスモーキーではないので、これが飲めて美味しいと思った人にはアイラに挑戦、スモーキーすぎると感じた人にはハイランド系のスコッチをおすすめする。そんな分岐点になるウイスキー

 

オーヘントッシャン12年 (ローランド)

→ 3回蒸留のローランド伝統製法で蒸留回数が多いため、純粋なアルコールですっきりしている(らしい)。

本にはやや甘めとあったが、個人的にはやや辛めな印象。ハイボールでも美味しいと思う。

 

【アイラモルト

俺が愛してやまないアイラ。もちろんシングルモルトアイラ島はピートと呼ばれる「泥炭(でいたん)」が島の4分の1を覆っており、それを麦芽の乾燥に使用することからあの独特な味が生まれる。

スモーキー、ピート、ヨード、ケミカル臭などと呼ばれる強烈な香りと味が特徴。分かりやすく言えば病院の消毒液や正露丸のような香り。他のシングルモルトとは逸脱していて完全ウイスキー上級者向け。


キルホーマン 赤(アイラ島)

→ キルホーマンは2005年創設のかなり新しい蒸留所。アイラなのに甘い。青はキリッとしてるけど赤は濃厚。ハイボールではない。ロックかストレート。


キルホーマン 青  マキヤーベイ (アイラ島)

→ ライトでキリッとしてる。ガツンとくるスモーキーなピートさがある。ハイボールにしても美味い。


ボウモア12年 (アイラ島)

アイラ島最古の蒸留所。アイラモルトの女王。ピート感の強いアイラウイスキーの入門。ピートとシェリー樽の甘さのバランスが素晴らしい。st,r,ハイボールなんでも美味い


ボウモア15年 ダーケスト (アイラ島)

→ 熟成されているだけあってリッチな甘さが引き立っている。本にはバルサミコ酢のような酸味が感じられるとあったがよくわからない


ラフロイグ10年 (アイラ島)

→ アイラといえばこれだろ。初めて味見した時の強烈な印象がまだ残ってる。正露丸。ケミカル臭、ヨード臭。濃厚と言うよりかはライトよりだと思う。気づいた時にはもう虜になっていた、、、


ラフロイグSELECT (アイラ島)

ラフロイグNAS。あんまり変わらないが10年の方がピートや香りも強かったように思う。結局10年がいい。


ラガヴーリン16年 (アイラ島)

→ 高級なアイラみたいな印象。アイラモルトなのにリッチで濃厚。そして強烈なピート。上級者向け。甘さはほのかに感じる程度で、後味はやや辛め。余韻がえぐい


アードベッグ10年 (アイラ島)

ウイスキーを知り始めた頃、ラフロイグと一緒にヤバいウイスキーとして覚えた。最強のピート。ヨード臭ではなく、超絶スモーキー。かなりキレがある印象で、色も薄く口当たりはすごくライト。ハイボールで香りを立たせてもいい。


ブルックラディ ポートシャーロット (アイラ島)

→ 今まで飲んだアイラモルトの中で多分1番フェノール値が高い。強烈なピートはもちろんだが、後味に甘みがくる印象。最後にほんの少しチョコレートみたいな感じ。これはロックかストレートで飲みたい。

 

カリラ12年 (アイラ島)

→ ライトでキレがあり、ピリッとした辛さがある。スパイシー。あとほかのアードベッグやキルホーマン等と違って不思議なスモーキーな味がする(伝えられない)

ライト故に色も薄く、ハイボールにするとソーダしか入ってないように見えるレベル。

 

ブナハーブン12年 (アイラ島)

→ アイラモルトであるのにピート処理をしないウイスキー。比較的ピート感が優しいボウモアが無理でもこれなら飲める人って居るんじゃないかな

飲んだ印象としてはフルーティさがあり、軽い印象。でも最後の後味に何かアイラモルトを感じる。これが面白い

 

ブレンデッドウイスキー

ブレンデッドウイスキーは複数のシングルモルトスコッチウイスキーを混ぜてひとつのボトルに仕上げる。各ブレンデッドウイスキーにはキーモルトと言われる鍵になるウイスキーがあり、それを知った状態で飲むとまた1つ楽しみ方が増えるかもしれない

 

バランタインファイネスト

バランタインシリーズで1番馴染み深いウイスキー。コンビニやスーパーにも売っていて、なにより超お手頃価格。

コクとかそういったのはあまり感じられないかもしれないが、非常に飲みやすく、ウイスキー初心者にもぴったり。なによりこの価格でこの飲みやすさを実現しているのがすごい。

 

バランタイン12年

→ ファイネストよりも熟成年数の高いウイスキーを使用してる事から、やっぱりコクや甘みが出てくる。このレベルからロックやストレートでも楽しめる。

 

バランタイン17年

→ スコッチの中のスコッチと言われるほどの讃えられているウイスキーで、世界中のファンを魅了する完成度の高い1本。(本情報)

正直ありえないほど美味い。もうハイボールとかもったいない。ブレンデッドウイスキーならではの優しい飲み口と、香り、甘み、コクが全部広がる。贅沢過ぎるウイスキー

 

ジョニーウォーカー レッドラベル

→ 通称ジョニ赤。販売量世界No.1ウイスキー。流石にみんな知ってる。

俺は一時期家飲み用のウイスキーとして爆買いしていました。

キーモルトが俺が愛するタリスカーを使っていて(他にもまあたくさんのウイスキーブレンドしているが)、わりとスモーキー。ウイスキーベースのカクテルなんかに使うと意外と面白かったりするかも。

 

ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年

→通称ジョニ黒。複雑で重厚な飲み口はブレンデッドウイスキーのエベレストと賞賛されているらしい。(本当か、、?)

12年以上熟成のシングルモルトを厳選してブレンドしているだけあって、コクがあり、スモーキー、シェリーなど色々な表情が伺える。ロックもあり。

 

ジョニーウォーカー グリーン 15年

→ ジョニ赤ジョニ黒と違ってコルクになっている。年数のとおり15年以上熟成のシングルモルトブレンドしているわけだが、甘みはそこまでなく、わりとドライでスモーキーな感じ。ハイボールも大いにあり。

 

ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ

→ ジョニ金。実は俺がウイスキーにハマったのはこれを飲んでからという個人的に思い入れのあるボトル。ブラックラベルに似せているとのことだが、これはアロマのような味がする。ハイボールにするとより香りが引き立ってなおよい。高級感があって非常に好きなブレンデットウイスキー

 

シーバスリーガル 12年

→ 創業200年超えの長い歴史と高い知名度を誇るシーバスブラザーズ社。キーモルトがストラスアイラですっきりと飲みやすいのが特徴。すべてにバランスが良く取れていて、ウイスキーらしくもすっきりとしているのでハイボールがおすすめ。

 

シーバスリーガル ミズナラ 12年

→ シーバスリーガルのマスターブレンダー、コリン・スコットさんが日本文化に深い造詣を持っており、日本人のためだけに作ってくださったウイスキー。選ばれた12年以上の原酒をジャパニーズウイスキーの特徴であるミズナラ樽で熟成している。

飲み口はシーバスらしくすっきりしていてフルーティー。ストレートでもいいがハイボールは欠かせない。

 

シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ

→ シーバスリーガル18年熟成を日本のミズナラ樽でフィニッシュさせたボトル。18年は知っていても18年のミズナラはあまり知らない人もいるかも。

熟成年数とミズナラ樽のマッチでフルーティさとコクがすごいことになっている。個人的にはバニラの味が強く印象に残っている。

だが実はこれを口にしたときはビールを約2L飲んでおり、まじでバニラの味のするクソうまいウイスキーということしか覚えていない。その場にいた友人曰く、煉獄ばりにうまいうまいと言いながら他の人の分も飲み干していたらしい。悪いが記憶に全くない。

もう一度飲み直したいウイスキーである

 

デュワーズ ホワイトラベル

→ 40種類以上の原酒をブレンドしているらしい。ファイネストと同じくコンビニでもよく売っているお手頃価格ウイスキーボトル。バランスが良く取れていて飲み飽きない。加水したほうが飲みやすいため、ハイボールや水割りがおすすめ。

 

デュワーズ 12年

→ ホワイトラベルと違って12年熟成以上のものをブレンド。熟成物のコクと甘みが感じられるが、意外とスモーキー。ロックでもいいと思うが絶対的にハイボール。まずいとは言わせない革新的にうまいハイボールが出来上がります

 

カティサーク

→ ラベルの船は19世紀にイギリスで活躍した快速帆船カティサーク号。(らしい)

正直うすい。薄すぎる。色も味もベリーライト。実際あんまり好きではない。キーモルトマッカランらしいが、それ感0に近い。まあハイボール以外はちょっと許せない、、かな(酷評でごめん)

 

オールドパー 12年

→ 微かなスモーキーに香り高いフルーティ。めちゃくちゃリッチ。勝手にロックでおしゃれウイスキーに認定。ボトルに謎の秘密が隠されており、中身が入っていてもボトル下部の四つ角の丸み(?)をおびている部分を底面にして傾けてボトルを置いても安定する。一時期こればかりやって時給泥棒をしていたことがある。

 

ホワイトホース

→ 某有名中華ラーメンチェーン〇高屋のハイボールはこれらしい。(本当か知らん)かなり流通しているが歴史あるウイスキーで、調べてみても面白いかも。死ぬほどうまいかといわれたら困るのが正直だが、割とスモーキーな一面があって好きな人は多いと思う。とにかくハイボール

 

ディンプル 12年

→ ディンプルは「えくぼ」の意味。他に見ない3角形のボトルでサイドに窪みがある。(それがたぶんディンプルなんでしょう)味は濃いめでややスモーキー、甘みもあって実はリッチで美味しいウイスキー。ロックでもいけるがハイボールも味がはっきり残っていておいしく飲める。

 

アイリッシュウイスキーアイルランド)」

実はウイスキー発祥の地の一つで、かつては生産量世界1位。しかし1920年以降衰退。しかし近年復活の動きが目覚ましく、注目を浴びている。全体的に軽め。

 

ジェムソン

→ 世界で愛されるアイリッシュウイスキーの名門。アイリッシュの伝統的な方法を厳格に守り続けている。かなりライトですっきりしているが癖がなく、飲み方を選ばないウイスキーハイボールなど加水して飲むことでより飲みやすくなる。実は結構好き。

 

タラモアデュー

→ ジェムソンに次いでアイリッシュ売り上げ第2位。アイリッシュのザ・スタンダード。ライトではあるが甘みがあり、非常に飲みやすい。ハイボールでもロックでもいける。

 

アメリカンウイスキーアメリカ)」

アメリカンウイスキーアメリカで作られているウイスキーの総称。(当たり前)

中でもアメリカのケンタッキー州で製造されているものをバーボンウイスキーと呼ぶ。モルトではなくトウモロコシを主原料としている。

 

ジムビーム

→ 間違いなく1番有名であり、売り上げ第1位バーボン。ウイスキー無知な人でもさすがに知っているはず。ここ最近家飲みのお供としてほぼ毎日飲んでいる。(累計3~40本は飲んだはず)

家飲みウイスキーに選んだのは理由があり、まず安い。1000mlボトル約1000円。控えめに言って神。また、これから紹介するバーボンの中でも度数はそこまでなのにパンチのきいた味があるため、水割りに最適なのである。やっぱバーボンは水割りだわ。ちなみに水割りにこだわるのはソーダ水を買うのがめんどくさいのと金がかかるからである。水割りなら実家の浄水水道水で実質無料(ではない)

余談が過ぎたが、味としては前述どおりかなり濃いめ。ガツンと来る味がたまらなくうまい。ハイボールも文句なしだが飲みすぎに注意。レモン絞るのも大いにあり。

 

フォアローゼス

→ 名の知れた有名バーボンの一つ。バラのラベルが特徴的。ボトルの裏側にローゼスの背景生い立ちみたいのが書いてあり、ロマンティックな気持ちになれる。(ぜひ読んでみて)

バーボンなのに割とフルーティで飲みやすい。やっぱりレモン絞りハイボールに限る。

 

フォアローゼス ブラック

→ オリジナルよりもやや長めの熟成を施した上級なボトル。よりフルーティで、もうストレート、ロックで美味しい。オーク樽の香りにフルーティな果実の香りが相まって上品にいただけるウイスキー

 

フォアローゼス プラチナ

→ とんでもなくうめえ。まじでバーボンかこれは。長期熟成の原酒のみを使っている最高級なボトル。高級バーボン。複雑で深い味わいだが飲み口は非常にフルーティ。なんならバニラ香。一度は飲んでみてほしいバーボン。

 

ワイルドターキー 8年

→ これも言わずと知れた超有名バーボン。七面鳥が描かれたボトル。アルコール度数50%のパンチのあるウイスキーで、アルコールが強いことから甘みを感じられる。水割り、ロック、ハイボールどれでも美味しいが、個人的にはロックがおすすめ。ファーストタッチから氷が解けて加水されるごとに味わいが変わる。

 

ワイルドターキー 13年

→ とりあえずうますぎると言いたい。バーボンとは思えない熟成の甘さ、コクとバニラが感じられる。余韻は意外とスパイシーでドライ。もうハイボールなんかもったいない。ぜひストレートかロックで。

 

ワイルドターキー レアブリード

→ 6,8,12年熟成の原酒をブレンド後、加水せずにボトリングしている。(本情報)カスクストレングスってことなのかな

個人的ターキーシリーズナンバーワン。ため息が出るほどうまい。アルコール度数56%のいかつい印象を持つかもしれないが、アルコール感はあまり感じない。とにかく甘くて味が濃い。パンチがある。僕の母ちゃんの一押しボトルです。ストレート、ロックはもちろんですが、味やアルコール感、甘さがしっかり残るので水割りもおすすめ。

 

ワイルドターキー ライ(RYE)

ライ麦51%以上によってバーボンではなくライウイスキーに分類される。ターキー独特の甘さが逆に控えめとなっていて、わりとドライな印象。これならハイボールでも美味しいかも。

 

メーカーズマーク

→ 某有名俳優さんがCMをやられていたことでも有名なウイスキー。なんといってもボトル口部分の赤いろうそくを溶かしたようなデザイン。これは本当に「ろう」で、封蝋という技術(ヴァイオレットエヴァーガーデンの手紙についてるようなやつ)によってすべて手作業でボトリングされている。(本当、、?)

あまりドライでスパイシーな印象はなく、万人受けするような飲みやすい甘さもあるウイスキー。やっぱりハイボールが良い。

 

I.W.ハーパー ゴールドメダル

→ これも多くの人がなじみ深いバーボンだと思う。金色のラベルが目に焼き付く。ザ・バーボンといえる力強い味わいの印象。古くからハーパーソーダ(ハーパーハイボール)というブームを巻き起こし、当時から親しまれている。

 

I.W.ハーパー 12年

→ まず目につく四角くてゴツゴツしたボトル。俺が初めて見たときはいかにもキャバクラにありそうだなと思った(客として行ったことはない)

12年物はバーボンとしては世界初の長期熟成らしく、それによって生まれるスムーズ且つ深い甘さが印象的。頼むからストレートかロックで。

 

アーリータイムズエローラベル

→ 最近の母ちゃんの愛酒。とにかく超絶フルーティ&甘い。フルーティ好きにはたまらないウイスキー。自分が一番拾ったのはバナナ。特にジムビーム飲んだ後とかに飲むとめちゃくちゃ果実味を感じる。甘目だが重すぎないのがまたいい。

 

エライジャ・クレイグ

→ 2000円くらいの割とお手頃ウイスキー。とにかく忘れられないのがストレートで飲んだ時のこれ以上ない甘さ。本にはスパイシーとあったが、個人的には首をかしげるレベル。甘さもあって濃厚なイメージが個人的には強いので、ストレートやロックがいいかも。

 

バッファロートレース

→ 水牛のラベル。トレースは足跡や道という意味らしい。個人的にメジャーから外れた一押しバーボン。隠れ神アニメ「さくら荘のペットな彼女」的なイメージ。迫力ある水牛のボトルだが飲み口は甘めで、バニラやチョコレートのような味わい。ストレート、ロックはもちろん、ハイボールも美味しい。

 

ブラントン

→ よく覚えていない人が絶対に言うセリフ第一位、「馬のウイスキー。」

スーパー等ではあんまり見られないかもしれない上級で高級バーボンの部類でしょう

自分の職場にも多くの根強いファンがいる一方で、最近は人気のあまり値段が爆上がり中。入手も難しい。高級バーボンだけあって濃厚な味わいが特徴。とにかく美味い。ハイボールとかもったいない、、

小ネタだがBlanton'sの文字数8文字にちなんで、ボトルキャップのフィギュア(?)は8種類存在している。

 

ブラントン ゴールド

→ つべこべ言わず飲んだほうがいい。ストレートかロックで。馬鹿みたいに美味い。バーボンの中でもトップに君臨するリッチでゴージャスなウイスキー。深い味わいに樽由来の豊潤な香りで幸せな気分になれる。原酒の中でも最高クオリティのものを厳選しているらしい。

 

ブッカーズ

→ アルコール度数64%のカスクストレングス。6~8年の熟成樽を使用している。ろ過もしていないらしい。びっくりするのは飲み口。64度とは思えない口当たりの良さで、甘みも感じながらフルーティさも拾うことが出来る。バーボンを多く飲んで特徴をつかんだ後に飲んでほしい1本。

 

ジャックダニエルテネシーウイスキー

テネシー州で作られるためテネシーウイスキー。製造方法はバーボンとほぼ変わらない。あまりにも有名なため、バーボンと勘違い続出するウイスキーランキング第1位。真面目に言うとジョニーウォーカーに次いで世界第二位の売り上げを誇る。

味わいはとにかくフルーティ。青りんご、洋ナシ、メイプルシロップ等多くのフルーツ感を感じる。もうここまで完成されているとどんな飲み方でも美味しい。

 

ジャックダニエル シングルバレル

→ 知る人ぞ知るシングルバレル。一つの樽ごとにボトリングするため、樽ごとによって成長、熟成が変わる。まあそこにロマンがあるのだけどはっきり言ってかなりマニアックじゃないかな

これは母ちゃんの誕生日プレゼントとして届きました。ちょっともらったんだけど、こりゃーうまーい(おろちんゆーさんより)

不思議なのがオリジナルのジャックよりもフルーティさはなく、ドライだったこと。こんなジャックあるんだってのがファーストインパクトだった。

 

 

「カナディアンウイスキー(カナダ)」

アメリカ独立宣言時に独立に反発したイギリス系住民たちが穀物栽培を始めたのが最初らしい。とにかくライト。すっきりなウイスキーが特徴。

 

カナディアンクラブ

→ あまりにも有名すぎるカナディアン。通称「C.C.(シーシー)」の愛称で親しまれており、まあ基本どこにでも置いてある。カナディアンらしい非常にライトなすっきりとしたウイスキーで、ハイボールのC.C.ソーダは超有名&間違いない。ウイスキー初心者にはもってこいだが、これにハマって他が飲めないとなるとスコッチファンとしては残念なので、入門だけにしておいてほしい。

 

カナディアンクラブ ブラックラベル

→ 参考にしている本に書いてあったのだが、繊細な料理と合わせることの多い日本向けに設計された限定品らしい。シーバスかよ。ありがとう。

値段もそうだが個人的にはわりとリッチなイメージ。オリジナルよりも味の深みが濃く、ハイボールで飲み比べると違いが分かりやすい。

 

 

「ジャパニーズウイスキー(日本)」

われらが日本のウイスキー。歴史は5大ウイスキーの中で一番浅い。ジャパニーズウイスキーは、竹鶴さんをはじめとした日本にウイスキーを広めた偉人たちがスコットランドに出向き、その知識を日本に持ちかえったことで生まれたという歴史がある。これによってジャパニーズウイスキーはスコッチに似た味わいを持っているのである。

 

山崎

→ ノンエイジ(熟成年数のついていないウイスキーボトル)ながらも絶大な人気を誇る山崎。華やかで甘い香りはワイン樽やミズナラ樽由来。ノンエイジとは思えないリッチさで、ジャパニーズウイスキーのレベルの高さが垣間見える、もはや作品。まじでうめえ。

 

山崎 12年

→ すでにもう手に入りにくくなっているウイスキーで、お店でも飲めるところが少ないか値段が爆上がりしている。(ボトルは約2万ほど)なんならもちろん飲んだことはないが、18年で10万、15年は100万どころか150万円を超える値段で販売される。

まあこれは山崎だけ異常なのだがそれだけファンが多いウイスキーなのだ。ちなみに3年前くらいに12年をロックで飲んだのだが、正直マジでうますぎてよくわからなかった。シーバス18年ミズナラといいとにかくなぜうまいウイスキーはバニラの味がするんだろう(ヒント:熟成)

 

白州

→ノンエイジしか自分は飲んだことがない。自分が入社した時にはすでに12年すらなかったと思う。白州はとにかくライトで、ハイボールによく合う。さわやかな感じが全体に伝わるので、加水して飲むのが個人的にはおすすめである。

 

ウイスキーファンでなくても高くて有名なウイスキーくらいは知っているでしょう。実は響はブレンデットウイスキー枠で、キーモルトは山崎をはじめとしているそう。なんやそれ。美味いに決まっとるやろ

自分がいつも思うのはとにかく樽感。どこから来ているのか分からないけど、樽の味がしっかりしていてその後から追いかけるように甘みやフルーティさが来るイメージ。ぜひお祝いやめでたい瞬間に飲んでください。

 

竹鶴ピュアモルト

→ 多分自分の職場で一番ボトルが入っているウイスキー。創業者竹鶴政孝より竹鶴。シングルモルトでありながらブレンデットウイスキーのような柔らかさを、というコンセプトで製造したらしい。ほんとそれ。まじでそれ。アニサマ藍井エイルさんがイグナイト歌うぐらいマジでそれ(すみません)

味わいは割とスモーキーだが、後から来るブレンデットウイスキーのようなまろやかさがなによりも武器。何で飲んでも美味しいが、ハイボールは香りが立ちながら飲みやすくおすすめ。

 

宮城峡

→ スチームを使った間接蒸留で洗練された香味を感じられるとのこと。スコッチ似のジャパニーズの中でもかなりリッチで、そこまでスモーキー感がない。ハイランド系に似てる。かなりまろやかでコクがあり、バニラ感や甘いシェリー系のテイスト。ロックかストレートで飲みたい。

 

余市

余市といえば北海道。ちなみに個人的にはジャパニーズの中で1番好き。

数あるジャパニーズのなかでもかなりスモーキーな部類で、飲み口でガツンとスモーキーさを感じたあと、まろやかな甘みやフルーティさがくるイメージ(だった)。

ストレートかロックがおすすめだが、ハイボールも全然アリ。

 

イチローモルト ホワイトラベル

→ 今や世界的人気を誇るイチローモルト。我らが埼玉県の秩父で製造される。

名の由来は創設者の肥土伊知郎さんから。

一生物の自慢なんだが、俺氏、肥土伊知郎さんとバーでたまたまお会いした事があり、バーテンダーさんに2人で写真を撮ってもらったことがある。

少しお話させていただいたんだが、当時20歳なりたてでしかもド金髪という訳の分からんクソガキみたいな格好をしていた俺にも紳士に対応して頂き、その時に将来俺もこんな素晴らしい人になろうと思ったきっかけになった。

イチローモルトミズナラの葉が描かれたボトルが有名で特徴的。種類は多くあるものの、緑や赤ラベルをはじめとした多くの種類は絶大な人気により手に入らない。現在はブレンデッドウイスキーのホワイトラベルが主流(なのかな?)。

まあウイスキー初心者の俺はもちろんホワイトラベルしか飲んだことが無いのだが、今までにないような味がしたのはすごく覚えている。

スコッチよりなんだろうけども、バーボンみたいな樽感が少し感じられ、後からミズナラ特有の甘みと香り、艶のあるフルーティさが際立つ。ハイボールが美味い。

個人的エピソードも踏まえて思い入れのあるウイスキーの1つ。

 

 

番外編

個人的おすすめウイスキー、好きなウイスキー10選

 

タリスカー10年

② キルホーマン マキヤーベイ

ラフロイグ 10年

④ グレンドロナック 12年

スプリングバンク 10年

⑥ クライヌリッシュ 14年

ジョニーウォーカー ゴールド

⑧ シーバスリーガル ミズナラ

余市

⑩ ワイルドターキー レアブリード

 

飲んでみたいウイスキー

 

タリスカー ポートリー,57℃ノース

ブルックラディ オクトモア

アードベッグ ウーガダール,コリーヴレッカン

ラフロイグ クォーターカスク

ビッグピート

モンキーショルダー

グレンギリー

アンノック

ストラスアイラ

ベンリアック シェリーウッド

ベンロマック 10年

クラガンモ

グレンアラヒー

ロイヤルサルート